がん免疫療法コラム

がんの浸潤とは? 転移との違いや病期(ステージ)について解説

がんの進行過程において、「浸潤」と「転移」は重要な概念です。がん細胞が元々ある場所から周囲の組織に広がることを「浸潤」と呼びます。一方、「転移」とはがん細胞がリンパや血液を介して遠く離れた臓器に到達し、新たながんとして成長する現象を指します。

これらはがんがどの程度体内で広がっているかを示し、病期(ステージ)の決定にも密接に関わっています。この記事では、がんの浸潤と転移の違いや、それらが病期にどのように影響を与えるかについて解説します。

がん・6種複合免疫療法

浸潤(しんじゅん)とは?


浸潤とは、がんが原発巣、つまり最初に発生した部位から周囲の組織や臓器へと広がっていく現象を指します。がん細胞は初めは小さな塊として存在しますが、時間が経つにつれて徐々に大きくなり、隣接する組織に広がります。このプロセスによって、がんは周囲の組織や臓器に影響を与え、健康を脅かすようになるのです。

さらに、がん細胞は血管やリンパ系に侵入することもあり、これによってがんは体の他の部分にも拡散する可能性があります。このようにしてがんは徐々に進行し、治療が困難になることもあります。そのため、がんの早期発見と適切な治療が非常に重要となります。

転移との違い

がんの転移は、がん細胞が原発巣から離れ、血液やリンパの流れを介して他の臓器に到達し、そこで増殖を始める現象を指します。この過程では、がん細胞が最初に形成された場所から浸潤を経て、体のさまざまな部位に広がる可能性があります。

がんが転移する部位は多岐にわたり、場合によっては遠く離れた臓器にまで達することがあります。特に、がんが進行している場合には、転移している可能性が高くなります。がんの転移は治療を複雑にし、患者さんの予後に大きな影響を与えるため、がん治療においては転移の有無や範囲を把握することが非常に重要です。

再発との違い

がんの再発とは、一度治療されたがんが再び現れる現象を指します。これは、治療によってがんが除去されたり縮小したように見えても、微小ながん細胞が体内に残っていて、後に成長して再びがんとして現れる場合を言います。この再発は、元のがんが存在した部位だけでなく、全く異なる臓器で起こることもあるのです。例えば、元々治療された臓器の近くでがんが再発することもあれば、別の臓器に転移してそこで再発が見つかることもあります。

がんの再発は、その起こる場所や状況によって、局所再発、領域再発、遠隔再発(全身再発)の3つに分類されます。局所再発は元のがんがあった同じ場所や近くで起こる再発を指し、領域再発は少し離れた場所での再発、遠隔再発は全く異なる臓器や体の部位で発生する再発です。

再発したがんは初期のがんとは異なる特性を持つことが多く、治療法も変更する必要があります。そのため、がん治療後も定期的なフォローアップが重要となり、早期発見と適切な対応が再発がんの治療成功の鍵となります。

がんの進行


がんの進行は、特定のパターンに従って一般的に進みます。まず、正常な組織に存在する細胞の遺伝子が何らかの原因で損傷を受け、異常な細胞が発生します。次に、これら異常細胞の中で複数の遺伝子が変異し、その変異が徐々に蓄積されることで細胞の増殖が始まり、腫瘍が形成されます。

腫瘍が形成された後、異常な細胞はさらに進行し、基底膜を超えて隣接する組織や臓器に浸潤します。この段階でがんは、より積極的に広がり始めます。最終的に、がん細胞は血液やリンパの流れを通じて全身に広がり、転移します。

がんの発展段階には、上皮内がんと浸潤がんという二つの主要な分類があります。上皮内がんは、腫瘍がまだ上皮内にとどまっており、基底膜を越えていない段階のがんを指します。一方で、浸潤がんは基底膜を越えて周囲の組織に浸潤したがんを指し、より進行した状態です。

がんの病期(ステージ)


がんの進行度を把握するために用いられる主要な指標が病期(ステージ)です。病期はがんの進行具合を表すもので、がんが限定された範囲にとどまっているのか、周囲の組織や他の臓器に浸潤・転移しているのかを示します。病期によって治療方法や方針が異なるため、正確な病期の把握は治療計画を立てる上で非常に重要です。

病期の評価には「TNM分類」と呼ばれる国際的な基準が用いられます。この分類法では、がんの大きさと浸潤を示す「T因子」、リンパ節への転移の有無を示す「N因子」、遠隔転移の有無を示す「M因子」の3つの要素を評価し、病期を決定します。具体的には、T因子ではがんの大きさと浸潤の程度が評価され、N因子ではがんが周辺のリンパ節に転移しているかが判断され、M因子ではがんが体の他の部位に転移しているかが確認されます。

病期は大きく0期からⅣ期までに分類され、一般的に病期が進むほどがんは進行しているとされます。0期は非常に初期の段階で、Ⅳ期はがんが広範囲に転移している進行した状態を示します。がんの種類によって病期の分類は異なるため、具体的な病期の説明はがんの種類ごとに異なります。

ここでは、日本で死亡人数の多いがんとして挙げられる、肺がん、胃がん、大腸がん、肝がん、膵臓がん、乳がん、子宮がん、前立腺がんの病期について解説します。

がん・6種複合免疫療法

肺がん

肺がんの病期や治療法は以下の通りです。

ステージ 状態 治療法
ステージ1(Ⅰ期) がんは肺の中に限定されており、症状は現れにくい ・手術療法

がん全体と周囲の健康な組織の一部を取り除く。方法には楔状切除、区域切除、肺葉切除などがある。

・放射線療法

体力が不足して手術が難しい場合に単独で行われることもある。

・定位放射線療法(SBRT)

小さな早期腫瘍に対して高線量で精密な放射線を照射する。

・補助療法

再発リスクを最小限に抑えるために手術前後に化学療法、分子標的薬治療、免疫チェックポイント阻害剤などを使用することがある。

ステージ2(Ⅱ期) 症状はないことが多い。 ・手術療法

腫瘍とその近くのリンパ節を切除し、手術後に化学療法を行うことが多い。

・放射線療法

体力が不足して手術が難しい場合に単独で行われることもある。

ステージ3(Ⅲ期) 胸膜やリンパ節に転移しており、息苦しさ、胸の痛み、咳・痰、発熱、声のかすれ、嚥下障害、顔・首・腕の腫れなどの症状がある。 手術療法

・肺の一部を切除することもあり、病気の完治ではなく症状軽減や進行遅延が目的。

・ 放射線療法

手術と併用されることもあり、単独または化学療法との併用もある。

・化学療法

薬物を使ってがん細胞を死滅させる。

ステージ4(Ⅳ期) 肺以外の臓器に転移し、骨の痛み、頭痛、吐き気、嘔吐、混乱、食欲不振、黄疸、腹水、体重減少などの全身症状がある。 ・化学療法

病気の進行を遅らせ、症状を和らげ、生活の質を向上させる目的。

・分子標的療法

特定の遺伝子やタンパク質を標的としてがん細胞の増殖や分裂を抑制する。

・免疫療法

身体の免疫システムを活性化させてがん細胞の増殖を抑える。

・放射線療法

症状の抑制と疼痛の緩和を目的とする。

大腸がん

大腸がんの病期や治療法は以下の通りです。

ステージ 状態 治療法
ステージ0 早期がん。粘膜下層までの浸潤でリンパ節転移はない。 主に内視鏡的切除。再発の可能性は低いが、大腸の他の部分での発生リスクがあるため、定期的な内視鏡検査が必要。
ステージ1 早期がん。粘膜下層までの浸潤でリンパ節転移はない。 内視鏡的切除や鏡視下手術。免疫学的にはリンパ節転移がないため、がん免疫を自然獲得できる可能性があり、再発は低い。
ステージ2 進行がん。粘膜下層を超えて筋層から漿膜まで浸潤している。リンパ節転移はない。 開腹による手術で切除。リンパ節転移がないのでがん免疫が自然に獲得できる可能性あり。再発が心配な場合は免疫検査による確認が可能。
ステージ3a リンパ節転移が3個以下で、リンパ管とリンパ節ががんに浸潤が認められる。自然にがん免疫ができにくい。 手術での完全治癒切除が目指される。術後再発予防にDCワクチンが必要。

 

ステージ3b リンパ節転移が4個以上あり、リンパ管とリンパ節にがんが広く浸潤している。自然にがん免疫ができる可能性は低い。 手術での完全治癒切除が難しく、高確率で再発・肝臓や肺に転移する。術後再発予防にDCワクチンが必須。
ステージ4 肺や肝臓に転移。大腸からリンパ管・リンパ節・静脈を通じてがんが転移している。 腸閉塞の危険がある場合や肝転移の切除が容易な場合は開腹手術を行う。術前化学療法による腫瘍縮小後の手術もあり。免疫療法ではDCワクチンの接種と活性化リンパ球による治療、NK療法でがんの増殖抑制を目指す。

胃がん

胃がんのステージは、がんの進行度合いによって区別されており、Tカテゴリーはがんの局所的な進行を、Nカテゴリーはリンパ節への転移の有無を示しています。

リンパ節転移:N

N0:リンパ節転移を認めない

N1:領域リンパ節転移が1~2個

N2:領域リンパ節転移が3~6個

N3領域リンパ節転移が7個以上

遠隔転移:M

M0:遠隔転移を認めない

M1:遠隔転移を認める

病期 Tカテゴリー Nカテゴリー ステージ
T1a がんが粘膜層に限局 リンパ節転移なし Ⅰ
リンパ節転移あり ⅡA
T1b 粘膜下層まで進行 リンパ節転移なし Ⅰ
リンパ節転移あり ⅡA
T2 がんが固有筋層まで進行 リンパ節転移なし Ⅰ
リンパ節転移あり ⅡA
T3 がんが漿膜下層まで進行 リンパ節転移なし ⅡB
リンパ節転移あり Ⅲ
T4a がんが漿膜を越えて臓器の表面に出ている リンパ節転移なし ⅡB
リンパ節転移あり Ⅲ
T4b がんが隣接する臓器や構造に達している ー Ⅲ
M1 背、肺、骨転移など遠くに転移している ー ⅣA/Ⅳ B

胃がんにおける、病期別の治療法は以下の通りです。

ステージ 治療法
T1a(M) N0 内視鏡的切除
T1b(SM) N0 内視鏡的切除、可能であれば外科的切除
T1(M/SM) N+ 外科的切除 + D2リンパ節郭清
T2-4(MP/SS/SE) 外科的切除 + D2リンパ節郭清、必要に応じて術前・術後化学療法
M1(遠隔転移あり) 化学療法、放射線療法、緩和ケア、対症療法、標準化アプローチ

初期の段階では、内視鏡的切除が可能ですが、リンパ節転移がある場合や進行がんの場合は外科的切除が必要になり、さらにリンパ節郭清と組み合わせられることが一般的です。また、化学療法や放射線療法は進行がんや遠隔転移がある場合に適用されます。

膵臓がん

日本における膵臓がんのステージ分類は、「膵癌取扱い規約(日本膵臓学会編)」、または「TNM悪性腫瘍の分類(UICC)」が用いられます。

日本膵臓学会による膵臓がんのステージ分類

がんの大きさや周囲への広がりの程度(T) リンパ節への転移(N) 他臓器などへの店員がある(M) ステージ
大きさが2cm以下で膵臓内に限局している なし なし ⅠA
大きさが2cmを超えているが膵臓内に限局している なし なし ⅠB
あり ⅡB
がんは膵臓外に進展しているが、腹腔動脈や上腸間膜動脈に及ばない なし なし ⅡA
あり ⅡB
がんが腹腔動脈もしくは上腸間膜動脈へ及ぶ ー ー Ⅲ
ー ー あり Ⅳ

UICC第8版による膵臓がんのステージ分類

がんの大きさや周囲への広がりの程度(T) リンパ節への転移(N) 他臓器などへの転移がある(M) ステージ
大きさが2cm以下 なし なし ⅠA
大きさが2cmを超えているが4cm以下 なし なし ⅠB
1〜3個 ⅡB
4個以上 Ⅲ
大きさが4cmを超えている なし なし ⅡA
1~3個 ⅡB
4個以上の合併症 Ⅲ
他臓器などへの転移がある(M) ー ー Ⅳ

膵臓がんにおける、病期別の治療法は以下の通りです。

ステージ 主な治療法
0期 手術療法
Ⅰ期 手術療法、術前・術後補助療法
Ⅱ期 手術後、化学療法または化学放射線療法
Ⅲ期 化学療法・化学放射線療法
Ⅳ期 化学療法

肝臓がん

肝臓がんのステージ分類は、「臨床・病理 原発性肝癌取扱い規約(日本肝癌研究会編)」、または「TNM悪性腫瘍の分類(UICC)」が用いられています。

肝細胞がんの病期分類(日本肝癌研究会)

T1 T2 T3 T4
①腫瘍が1つに限られる

②腫瘍の大きさが2㎝以下

③脈門(門脈、静脈、胆管)に広がっていない

①②③

すべて合致

2項目合致 1項目合致 すべて合致せず
リンパ節・遠隔臓器に転移がない Ⅰ期 Ⅱ期 Ⅲ期 ⅣA期
リンパ節転移ああるが、遠隔転移はない ⅣA期
遠隔転移がある ⅣB期

肝細胞がんの病期分類(UICC第8版)

ステージ N0

領域リンパ節への転移がない

N1

領域リンパ節への転移がある

M1

遠隔転移 がある

T1a

血管侵襲の有無に関係なく、最大径が2㎝以下の腫瘍が1つ

ⅠA ⅣA ⅣB
T1b

血管侵襲が伴わず、最大径が2㎝を超える腫瘍が1つ

ⅠB
T2

血管侵襲を伴い最大径が2㎝を超える腫瘍が1つ、または最大径が5㎝以下の腫瘍が2つ以上

Ⅱ
T3

最大径が5㎝を超える腫瘍が2つ以上

ⅢA
T4

門脈もしくは肝静脈の大分枝に浸する腫瘍、または胆嚢以外の隣接臓器(横隔膜を含む)に直接浸潤する腫瘍、または臓側腹膜を貫通する腫瘍

ⅢB

肝臓がんの治療法は、がんの進行度や肝機能の予備能力に基づいて多岐にわたります。主に、肝切除という手術や、穿刺局所療法(例:ラジオ波焼灼療法やマイクロ波焼灼療法)を用いることが一般的です。これに加えて、肝動脈化学塞栓療法や、分子標的薬治療といった薬物療法も主な治療方法として挙げられます。

さらに、肝臓がんの状態や患者さんの体力を考慮し、肝移植が選択肢となる場合もあります。また、放射線療法や肝動注化学療法など、他の治療法と組み合わせたり、単独で行われたりします。これらの治療法は、がんの性質や広がり、患者さんの健康状態によって異なり、最適な治療計画を練るためには専門医との詳細な相談が必要です。患者さん一人ひとりに合った治療選択を目指し、担当医と共に治療方針を決定していくことが重要です。

胆のうがん

胆のうがんのステージ分類は以下の通りです。

領域リンパ節への転移 がんができた場所から離れた臓器やリンパ節への転移がある(M1)
なし

(N0)

あり
1~3個

(N1)

4個以上

(N2)

上皮内がん (Tis) 0 ー ー ー
粘膜固有層に及ぶがん(T1a) ⅠA ⅢB  

ⅣB

筋層に及ぶがん(T1b) ⅠB
腹腔側の筋層の周りの結合組織に及ぶが、漿膜には広がっていないがん(T2a) ⅡA
肝臓側の筋層の周りの結合組織に及ぶが、肝臓には広がっていないがん(T2b) ⅡB
漿膜を越えているがん、および/または肝臓および/または胃・十二指腸・結腸・膵臓・大網・肝外胆管に及んでいるがん(T3) ⅢA
門脈本幹もしくは肝動脈に及ぶがん

または肝臓以外の2つ以上の臓器などに及ぶがん(T4)

ⅣA

胆のうがんの治療法は、がんの進行度に合わせた標準治療を軸に、患者さんの全体的な健康状態や年齢、そして本人の望む治療方向を総合的に考慮して決定されます。治療は担当医と患者さんが密に協議を重ね、共同で方針を定めていく過程です。胆道がんと診断された際は、まずは手術を行えるかどうか、肝胆膵外科をはじめとする専門医に相談することが重要です。

手術が可能かどうかは、患者さんが手術に耐えうる健康状態にあるか、遠隔転移の有無、手術後に残る肝臓機能の予測など、様々な要素を基に検討されます。しかし、がんの位置や周囲への影響によっては、手術が難しい場合もあります。そういった際には、セカンドオピニオンを求めるのも一つの選択肢です。

手術が不可能な場合、薬物療法や遠隔転移がなければ放射線治療の検討、症状緩和を目的とした胆道ドレナージなどが行われます。治療は、患者さん一人ひとりに合わせた最善の方法を選択することが大切です。

乳がん

乳がんのステージ分類は以下の通りです。

ステージ がんの大きさ リンパ節転移 遠隔転移
0期 非浸潤がん なし なし
Ⅰ期 2cm以下 なし
ⅡA期 2cm以下 腋窩リンパ節に転移し、

そのリンパ節は固定されておらず動く

2cm~5cm以下 なし
ⅡB期 2cm~5cm以下 腋窩リンパ節に転移し、そのリンパ節は固定されておらず動く
5cm~ なし
ⅢA期 5cm以下 腋窩リンパ節に転移し、そのリンパ節は固定されて動かないか、リンパ節が互いに癒着している。

または、腋窩リンパ節に転移はないが内胸リンパ節に転移がある

5cm~ 腋窩リンパ節か内胸リンパ節に転移がある
ⅢB期 がんの大きさやリンパ節転移の有無に関わらず、がんが胸壁に固定されている。

または、がんが皮膚に出たり皮膚が崩れたり、むくんでいる。

しこりがない炎症性乳がんもこの病期から含まれる。

ⅢC期 がんの大きさに関わらず、腋窩リンパ節と内胸リンパ節の両方に転移がある。

または、鎖骨の上もしくは下のリンパ節に転移がある。

Ⅳ期 がんの大きさやリンパ節転移の有無に関わらず、骨、肝臓、肺、脳など他の臓器への遠隔転移がある。 あり

乳がんにおける、病期別の治療法は以下の通りです。

0期 乳房部分切除術(乳房温存手術)

±センチネルリンパ節生検

±腋窩リンパ節郭清

Ⅰ期
Ⅱ期  

術前薬物療法後、乳房部分切除術(乳房温存手術)

±センチネルリンパ節生検

±腋窩リンパ節郭清

ⅢA期
ⅢB期  

薬物療法

±手術

±放射線療法

ⅢC期
Ⅳ期

前立腺がん

前立腺がんの病期や治療法は以下の通りです。

ステージ 状態 治療法
Ⅰ期 臨床的に明らかでない、もしくは前立腺に限局するが、片葉の1/2以内にとどまる。 手術または放射線療法
Ⅱ期 触診または画像検査で、前立腺に限局するが、片葉の1/2を超えるか両葉に進展する。 手術または放射線療法
Ⅲ期 前立腺被膜をこえて進展する。 放射線療法+薬物療法(ホルモン療法)
Ⅳ期 隣接臓器浸潤、リンパ節転移や遠隔転移がある。 薬物療法(ホルモン療法)

 

がん・6種複合免疫療法

まとめ

がんの「浸潤」とは、がんが最初に発生した部位から周囲の組織や臓器へと広がっていく現象のことを言います。「転移」は、原発巣から離れ、血液やリンパの流れを介して他の臓器に到達することを指し、「再発」は治療されたがんが再び発生することを指します。

この記事では、主ながん種の病期分類とその治療法について解説しました。ステージ別の治療法はあくまで目安であり、がんや患者さんの状態によって異なります。

治療法方法は、「手術療法」「薬物療法」「放射線療法」が選択されることが多いですが、近年は「免疫療法」も注目されています。免疫療法は、患者さん自身の免疫細胞を利用するため負担が少なく、多くの患者さんに適用可能です。

福岡同仁クリニックでは免疫療法の一つである、「6種複合免疫療法」を提供しています。「従来の治療法では十分な効果が得られなかった」など、治療法の選択に悩まれている方は、ぜひ一度ご相談ください。

6種複合免疫療法についてさらに詳しく知りたい方はこちらよりご確認ください。

監修:福岡同仁クリニック院長 麻生俊英

がん・6種複合免疫療法

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