がん免疫療法コラム
がんの患者様、家族などが相談や心のケアを受けたい時にどの様な機関があるか?
病気になるとさまざまな悩みを抱えます。内容によっては相談しても解決に至らず苦しむ日々が続いたり、不安や気になる事が続きすっきりしない事もあるかもしれません。ですが答えは一つとは限りません。視野を広げて探すと得られる物もあります。がんも心のケアは欠かせません。そのために相談や心のケアの専門の機関があります。
【どの様な機関があるか?】
精神面に関する医療機関
精神腫瘍科、緩和ケア病棟、緩和ケア外来などがあります。主に精神科医、心療内科医、精神腫瘍医、臨床心理士、看護師などの専門職が関わります。
がんに関する相談
◇公益財団法人日本対がん協会◇
無料で電話相談ができます。社労士による電話相談は事前予約が必要です。体調や仕事に関する不安など、がん相談ホットラインは予約は不要で生活関連などの相談ができます。
やはりお金の事で仕事を意識する人も多いと思いますが仕事ができる状態になったものの、再び悪くなったりしないか?生活に関してはどうしたら良いか?など心配なるのも無理もありません。電話の場合、体調が悪い時はその場でできる事や気になって落ち着かない場合は早い段階で相談できるメリットがあります。
詳しくは
がん情報サービスサポートセンターのご案内:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] (ganjoho.jp)
◇がん相談支援センター◇
日本全国にある医療機関の相談窓口です。主に治療や他の医療機関、療養生活など無料で相談ができます。方法は電話や窓口がありますが事前予約が必要な所や不要な所など各地域によって異なります。窓口の場合、電話でうまく伝える事が苦手な人や対面の方が安心できる人にはメリットがあります。
がん相談支援センター
「がん相談支援センター」とは:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] (ganjoho.jp)
がん相談支援センターの探し方
病院一覧(全国) : がん情報サービス相談先・病院を探す (ganjoho.jp)
◇がん情報サービスサポートセンター ◇
たくさんの情報の中でどれが良いのか?と迷ったり、一生懸命に調べるうちに疲れる事もあると思います。結局どこに相談するべきなのか?と困った場合に相談出来ます。方法は、がん電話相談とがんチャット相談と言って、パソコン、スマートフォンを使い相談内容を入力します。相談は無料ですが通話料が掛かります。チャット相談は入力して相談が出来るので、話すのが苦手など場合は便利だと思います。また、電話もチャットもその場で早い段階で相談出来るのも良い所です。
詳しくは
がん情報サービスサポートセンターのご案内:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] (ganjoho.jp)
【地域のがん情報】
各都道府県ごとの、がんに関する情報冊子やホームページがあります。その地域の相談窓口や生活、治療などさまざまな情報が記載されており、内容はその地域で異なります。各都道府県の場合、身近な事も含め探しやすくなる他、ホームページや冊子の場合は何度も読む事が可能なのと、その都度確認しやすいメリットがあります。
地域のがん情報:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] (ganjoho.jp)
まとめ
一番伝えたい事は一人で必要以上に抱え込たり、我慢してはいけません。少しでも何かが分かると心が軽くなり過ごしやすくなる事もあります。内容に関してもためらう必要もありません。気になる事があればささいな事でも相談する様にしましょう。
参考、引用文献
・https://www.cancernet.jp/seikatsu/mind/mental/readme/
・https://www.jcancer.jp/consultion_and_support
・病院一覧(全国) : がん情報サービス相談先・病院を探す (ganjoho.jp)
・がん情報サービスサポートセンターのご案内:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] (ganjoho.jp)
・「がん相談支援センター」とは:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] (ganjoho.jp)
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