がん免疫療法コラム

がんの患者様や主にサポートしている家族などへの声掛けに気を付けるべき所

何よりもつらいのは理解してもらえない事です。

 

がんは想像以上の苦しみがあります。大きな問題として痛みなどがあります。理解してもらえないと「話しても意味がない。」と考えます。そこから救いの手がないと、軽減されず、苦しみが増し、病状が悪化します。それは本人に限らず主にサポートしている家族なども同じ苦しみはあるでしょう。周囲は例えうまく伝える事が出来なくても、否定はせずにうなずくだけなど「ちゃんと聞いているよ」と伝わる様な反応をしましょう。

 

【言葉によっては過剰に反応します】

人は何気なくつい言ってしまう事があります。ですが、がんなどの場合それを気にして不安定になる事もあります。

 

【周囲が注意するべき声の掛け方】

1.決断を急がせる様な事。

例えば「どうしたいのか早く決めてよ!!」などです。決断1つで大きく左右する事があります。大切なのは本人が後悔しない事です。それに必要な情報を得たり、じっくり考える事はとても大切ですので、それなりの時間やエネルギーが必要です。特に状態が悪い時は考えたり、決断する力すらありません。相談があった場合は親身に乗りましょう。

 

2.否定する様な事。

例えば、苦しんでいるにも関わらず「そんなんじゃだめでしょ」や「何でもっと頑張れないの?」などです。最初にあげた様に理解してもらえないのは何よりもつらいです。あまりの苦しみからどうにかしたい気持ちも出て来ます。そこで否定された状態が続くと自分にとって味方になってくれる人がいない事から「周りにこの気持ちが分かるか!!」など感情的になる可能性もあります。

 

3.プレッシャーをかける様な事。

例えば「早く元気になって戻って来てほしいな」などです。そうすると期待に応えなければならないと考えてしまいます。思う様にならない事は数多く、そう簡単に行きません。話すとすれば「自分のペースで大丈夫だよ。」の方がまだ良いかもしれません。

 

4.責める様な事。

例えば「お酒やたばこばかり吸うからがんになったのではないの?」などです。がんは決して自分のせいではありません。そこで罪悪感に陥り追い詰められる事もあります。

 

5.あれこれ質問する。

例えば「余命とか、ステージはどのくらいとか言われたの?」などです。 触れてほしくない話しもありますので、あれこれ質問すると負担が大きくなります。もし答えたくない反応をした場合は無理に聞くのは止めましょう。自分から病気について話さない限り、なるべく触れない方が良いかもしれません。どうしても気になる場合は「こう言った質問してもいい?」など聞くのも一つの方法です。

話したくない=信用していないではありません。体調はもちろん、少しでもゆとりを持つ事も必要です。理由は人それぞれですので尊重しましょう。

 

他にも強い口調、痛い所を突くなど数多くあります。

 

【対策の例】

〇伝える場合〇

例えば「今~の話しを聞くと支障が出るからしないでほしい。」と柔らかく伝え、それには何かしらの理由があるはずなので尊重しましょう。

 

〇亀裂が入らない様に〇

もし言葉に対し落ち込んだりなどしたら、「ごめんね」など伝えたり、内容によりますが、言われた側も相手が悪気がなく言った事を理解してお互いに和解しましょう。

 

〇もし自分がその立場だったら〇

難しいかもしれませんが、もし自分がその立場だったらと考えると少し整理されます。

 

まとめ

がんと診断された後は不安定になりやすいです。同じ嫌な言葉でも、特に状態が悪い時に言われるのは日頃の何倍もの苦しみが生じます。話す前に一度頭の中でイメージしてみましょう。

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