スタッフブログ
ある日の患者さま
こんにちは!同仁クリニック福岡院日常お届け係です!
呼吸器系のがんのステージ4で、県外から通院されていた患者さまとのお話です。
長年野良猫の保護活動をされており、それはがんになってからも変わらずでした。
去年の春、余命1年と宣告された段階で初めてご来院されました。
1クール6回を終え6種複合免疫療法は終了されていましたが、1年ほど経ち、できる標準治療がなくなったということで同仁クリニックで治療を再開されました。
当初宣告されていた余命はとうに過ぎていましたが、保険治療の主治医に「今年いっぱいですよ、体も秋には思うように動かなくなりますよ。」と言われたそうで、ご自宅でも猫を飼っており大切にされていましたが、猫ちゃん達の幸せを考え、みんなの譲り先を見つけて送り出したことをお話しくださいました。
今までは保護猫活動や自宅の猫ちゃんのお世話で旅行も行けなかったとのことで、いなくなって寂しいけれど、この自由な時間を旅行したり近場の温泉に行ったり、美味しいご飯を食べたり楽しみたいと話されていて、私たちも「いいですね!ぜひお写真見せてくださいね!」と話していました。
実際たくさん小旅行をされたそうで、宮崎に行ったときは「ケータイを忘れてもちろん写真は撮れなかったし、大変だったんだよ!」と色々お話を聞かせていただきました。
県外からのご来院ということもあり、夏頃に「自分の好きなことができたけれど、最近は足が動かしにくくなり疲労感も強くなっている。ここに来るのも大変になると思うので終了したい。」と治療を終了されました。「標準治療もしてないし、だんだん悪くなってきています。でも6種を続けてきたからここまで来れたんじゃないかと思います。」とお話しいただきました。
お会いできる機会はなくなってしまいましたが、今まで我慢していたことをまだまだたくさん楽しんでほしいと思っています。
写真は宮崎にちなんでマンゴーの絵手紙です^^

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