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ある日の患者さま

こんにちは!福岡同仁クリニック日常お届け係です!

今日は、がん治療でよくある悲しい現状のお話です。

先日治療に来られた患者さまが、保険診療で治療をしていた病院で「もうできることがない」と言われ、身辺の整理まで始めていると元気なくお話しされました。

とても優しい方で、先の予定を決めて周りに迷惑をかけたくないからと、6種複合免疫療法も次の予約をせずその日で終了されました。

楽しんで今を生きようととても前向きな方だっただけに、このような形で治療を終わることが残念です。

悲しいですが、病院での結果で患者さまの気持ちが折られることは決してめずらしくありません。患者さまが考えて考えて出した結論。私たちができるのは、患者さまの話をとことん聞いて、それを受け入れることだけです。

 

がん治療では、患者さまが担当医師と納得いくまで話をできる時間がなかなかないのが現状です。そういう時間が取れる仕組みができていないため、がん治療に関わる医師もつらいところだと思います。

 

私たちはがん治療を専門的に取り扱うクリニックだからこそ、患者さまが納得いくまでとことんお話しできる環境を大事にしていきたいです。

Female patient listening to doctor in medical office.

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